一人暮らしで猫を飼うにあたり、
猫の熱中症対策のために、1日中エアコンつけっぱなしにするのはもはや常識?!

しかし気になるのは、その電気代

わが家では2年にわたり、夏のエアコンの電気代について実験を行いました。
その結果をお伝えします。

※一人暮らしの猫飼いである、わたくし【aiai】の経験に基づいた一意見です。
あくまで個人的な意見であることをご了承ください。


目次

エアコンはこまめに切るよりも、つけっぱなしのほうが電気代が安いってホント?

これは本当だと思います。
エアコンは室内の温度を下げようとパワー運転しているときに消費電力が増えます。
つけっぱなしにしていると、ドアを開け放したし、窓を開けたりしない限りは室温が大きく変化することがないので、パワー運転の頻度が減ります。
温度を維持するための運転では、エアコンの機種にもよりますがパワー運転時の1/10ほどになります。

エアコンをこまめに切ると、室内の温度が上昇してしまうため、次につけたときにはパワー運転になってしまいます。
ですから、室内の温度を一定に保ち、パワー運転させないようにすることが省エネにつながるのです。

エアコンのつけっぱなしはカビの原因になる

冷房運転中は、エアコン内部が冷えて結露します。
「うちは内部クリーン機能がついているから大丈夫よ」と安心することなかれ。
内部クリーン機能は、たいていの場合、運転をオフしたときに始まります。
24時間つけっぱなしを夏の間中していたら、エアコン内部はずっと結露した状態です。
これだけで100%カビが生えるわけではありませんが、定期的に乾燥させたほうがよいことは想像に難くないと思います。

エアコンの運転を止めて、内部クリーン機能が働くと、結露を取り除くために温風(または送風)が出ます。
内部クリーンが終了するまでは、30分程度かかると思います。
暖房ほどの温風ではありませんが、室温が少し上がる可能性があります。
ですのでなにも暑い日中にやる必要はありません。
エアコンを切っても室温が上がりにくい、夜中や明け方にやるのがいいと思います。

できれば1日1回、少なくとも3日に1回は運転を止めて内部クリーンしましょう。

内部クリーンで電気代はUPするか

でも、エアコンはつけっぱなしがいいんでしょ?
切って室温が上がってしまったら、電気代上がっちゃうのでは?

そう心配になりますよね。
先ほども言いましたが、室温が上がってしまうと消費電力が増えます。
内部クリーンでは温風が出るので、多少室温が上がる可能性があります。
ですから、エアコンを切っても室温が上がりにくい夜中や明け方にやるのです。

本当に24時間つけっぱなしにしなくても、つけっぱなしにしている条件とさほど変わらない状態を保てれば、エアコンをつけたり消したりしても、電気代は恐れるほどはUPしないのです。

内部クリーンせずにつけっぱなしにして、結果内部がカビだらけになり、クリーニング業者を頼んだとしたら、それだけで数万円かかります。
自分でクリーニングするにしても、手間と時間がかかります。
カビの胞子が含まれた風を夏の間じゅう浴び続けていたとしたら、健康面も心配です。

このあと具体的に金額を発表しますが、はっきりいって内部クリーンしても電気代は変わりません。
なのでカビ対策のために、1日1回は運転を止めて、内部クリーンしましょう。

わが家でのエアコン電気代実験結果

昨年の7月、1ヶ月間、エアコンを一度も切らずつけっぱなしにして、電気代がいくらかかるか実験しました。

電気代は住居環境・使用条件が大きく関わるので一概には言えません。
今は1Kマンションで日当たりもあまりよくないので、エアコンにとっては好条件です。
「日当たりのよい一戸建て内の一室」など、条件が違いすぎる場合には同じ金額帯では済まないはずですので、そのあたりはご了承ください。
ご参考までに、エアコン不使用の季節、その他ホットカーペットなども使わない状態での平均電気代は3000円くらいです。

実験に使用したエアコンは11年ものの新しいとは言い難いエアコンです。
基本は27℃設定で冷房運転。
それでも暑い日中には26℃設定にすることもありました。

それらをふまえた上で、
7月1ヶ月間エアコンつけっぱなしにした電気代
5711円 209KWh でした。

普段の倍程度と思っていただけたらイメージしやすいでしょうか。
驚くほど高額にはなりませんでした。

しかし・・・
くどいようですが、この後8月・9月はつけたり消したりしながら過ごし、「暖房になる前に掃除をしよう!」と思ったときに、大量のカビを発見したのです。
いつカビが発生したのかは、定かではありませんが、内部クリーンを怠ったためではないかと推測しています。
愛猫もいるのに、カビの空気をまき散らしていたかと思うとゾッとします。

そこで今年の実験は、1日1回エアコンを切り、内部クリーンをしながら使ったら電気代はどのくらいUPするか?を見ました。
内部クリーンをしたのは基本的に明け方。
そのまま数時間エアコンを切ったままのこともあれば、内部クリーン終了後すぐに冷房運転にしたこともあります。
重点を置いたのは、室温が30℃になる前に運転を再開すること

その結果は、
6137円 215KWh でした。

去年の実験結果より少し高くなりましたが、エアコンだけで電気を消費しているわけでもないので、誤差範囲だと思っています。

まとめ

マンションでの一人暮らしなら、だいたい似たような電気代で済むのではないかと思います。
2万も3万もいくようなものではありません。
そこの数千円をケチって、猫や自分が熱中症になってしまうより、エアコンをつかって快適に過ごしていくほうが断然賢いです。

「エアコンはつけっぱなしのほうが電気代が安い」

とはよく言われているし、その手の情報もたくさん出ていますが、カビのことに触れているサイトは多くありません。
カビの被害者が増える前に、もっと内部クリーンについても情報が行き届くことを願います。

そして、
「エアコンつけっぱなしではどうも体がだるくなってしまう」とか
「夜間に冷えを感じてしまう」という人は、夜間の設定温度を上げるか、思い切ってエアコンをオフしてしまいましょう。
夜間に数時間エアコンを切ることは、電気代に大きなダメージはありません。
それよりも、自分と愛猫の体調管理が大切です。

設定温度の下げ過ぎは、電気代にも愛猫にもダメージですのでご注意を!

エアコンを上手に使って、夏を乗り切りましょう。